「冷却」


前々回は「動き」、前回は「空間」
正常な体液の 流れ(動き) を保つためには スペース(空間) が必要。
そして 今回が「冷却」


この、 「空・動・冷」 の
        内部環境 が必要となります。


細胞が代謝を行なえば熱が生産 される。
なかでも、恒温動物として体温維持のために、
筋肉の収縮運動は最大の熱生産 を担っている。


生産され過ぎた熱は、 体外へ排出 するために
さまざまな試みを身体は行ないます
自分自身の身体を守るために ・・・です。


しかし、熱が体外へ排出できなく滞留すると
生体を構成する上で、また生命活動の中心的役割である
「タンパク質」 の 「変性」 が起こります。
正常なタンパク質を構造形成 するためにも
不要な熱は体外へ排出しなくてはいけません。
そのためには 、 スペースを作り熱を流す ・・・です。
そして、 炎症や熱があれば「冷やす」 です。



患部の膝の水腫も同じこと。
膝に水が溜まるのは、炎症を起こしているがための
身体を守るべく正常な防衛反応。
膝が腫れて 関節液の流れるスペース(空間)が狭い ため
関節液が溜まってしまいます
冷却で炎症を抑え 、 体表からスペースを作り 、
炎症物質を速やかに流してやる ことが大事です。


ちなみにタンパク質の変性は
熱による変性
酸性・アルカリ性による変性
変性剤による変性
圧力による変性
そして、タンパク質が熱変性 すると、 「ゲル状」 になる。


膝水腫に限らず、 体液が滞留 するところならば
身体の何処の部位でも起こりえる
     という事です。



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