「傷は絶対に消毒するな」


著者:夏目 睦さんの本です。
面白かったです。
その中の文節です。


「傷口に細菌がいても化膿しているわけではない」
「傷口に細菌がいるのは自然現象であり異常事態ではない。
それどころか、傷をずっと無菌状態に保つことは原理的に不可能。
だから、傷口に細菌がいるかどうかを問題にする時点でそもそも間違っている。
問題にすべきは痛みや腫れという炎症症状があるかどうかだけ。
傷口にいくら細菌がいても痛みが無いのであれば、その細菌は人間に
悪影響を与えていないわけで、人間と細菌のバランスが取れた関係を
維持していることになる。
バランスが取れているのだから、わざわざそのバランスを崩すのは意味が無い。」


「身体が歪んでいても痛みが出るわけではない」 と言い変る事が出来る。
考えて欲しい・・・あまりにも当たり前すぎて、思いつかない・・・
この地球の重力下で生活している以上、どうしても 重力の影響を受ける。
ご存知、人が立位でいるには 重力に対抗できる筋力が必要 になってくる。
これは、新生児が成長する過程で考えれば理解できると思う。


職種、スポーツ、癖、利き手など人の日常生活は人それぞれである。
日常生活で使う筋肉、必ずしもは左右バランスが同じではないと言うこと。
脊柱は約33個の椎骨からなり、関節をなして連結している事からも分かる。
身体全身にある関節は約360箇所
左右不均等な筋肉、筋力不足、動かない関節等があれば問題が起きてくる。
この問題を解決しないと 、 人は立てない、また真っ直ぐに歩けない。
その為には 歩けるようにバランスを取る 、 と言う事に成ります。


外見を問題視 するならば 腰の曲がった老人さん達は どうなの?


幾ら歪んでいても、その人に痛みや違和感を与えていなければ
悪影響を与えていないことに成りますので、むやみに 体をいじらない事 です。
それよりも 歪まなければいけない状態に体が成っている 事が重要です。


下肢の上に骨盤が乗り、その上に上肢が乗っています。
効率の良いバランスの取り方は・・・?です。


貴方の身体は自分で治そうと頑張っています。
  持ち主の貴方が、チョッとだけ
    お手伝いしてあげませんか
キネシオテーピング法は人々の為、地域の為にキッと!成ります